剣の主
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No.1274
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「諦めねえってお前、何する気だ?」 「脱走する!脱走してサーラさんの元に馳せ参じて、彼女の下で戦うんだよ!」 「マジかよ!?脱走が見つかったら罪に問われて、騎士としての身分も剥奪されるぞ!?せっかく平民から騎士になれたのに馬鹿な真似するなよ!」 「騎士の身分ったって俺の場合はお前ら世襲の騎士とは違って一代限りだ!だったら俺は後悔しない生き方をしてえ!」 意気込むパサン。 そこへ… 「パサン、滅多な事を言うな」 「…サラーム小隊長殿!?」 「お前がサーラ殿下を慕う気持ちは解る。正直俺も総督の決定は理解し難い。だが上の決定は絶対だ。それが軍隊という物だからな。パサン、これを解れとは言わん。だがお前はイスカンダリア守備隊の兵士で、その親玉はマリクシャー総督閣下…そういう事だ」 「小隊長殿…」 「もしお前が脱走すると言うのなら俺は力づくでもお前を止める。解ったか、パサン?まぁ、理不尽に感じるかも知れんが今は耐えろ。必ず事態が好転する時が来る…」 「くっ…チクショオォォッ!!!!」 パサンは悔しさを噛み締めて地面を殴った。
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