マッスル・ウィッチ
-削除/修正-
処理を選択してください
No.127
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗ルガーの竜
本文
未だ頑なな市民の反応に苛立ち始めたソニアの背後で、号令がかかった。 重歩兵横隊が防御姿勢を取り、すぐ後に弓兵隊を配置、この世界この時代なりの有効な銃兵対策だ。 (或いは攪乱戦法や水攻め等) 今の所は武器を構えず待機、一応の示威行動こそあれ尚武の国だからこそ、民兵との衝突は気を遣う。 そして若手の女騎士、ソニアの度胸に免じて、ここまでの配慮としていた。 しかし刻、一刻と決断は迫られる。 武人の不名誉であろうとも正義を貫かんが為、不義を討つか。 罪なき民衆は主の非道を知りつつも、玉砕攻撃に出るか。 「私にいい考えがある!」 そこでソニアはダマスカスの長短を剣帯ごと外し、次いで分厚い鋳鉄に毛皮を内張りしたアイアンヘルムを脱ぎ捨てる。 「人質交換だ!」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
マッスル・ウィッチ
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説