剣の主
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No.1245
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「ぐ…っ!!!」 ただ謝るセイルにアブラハムはそれ以上彼を問い詰める事は出来なかった。 「ハ…ハハ…まあ、普通に考えれば当然だよな…こんなの…虫の良い頼みだったんだよな…そうだ、君達に助けてもらえるなんて考えた僕が馬鹿だったよ!!」 「アブラハム…」 「あぁ…済まない…君に当たり散らすのはお門違いだったね…でも、無力な僕達にとって、君は最後の希望だったんだよ…」 「……」 「嫌な思いをさせたね…僕はアブ・シル先輩の所に帰るよ…君も来るかい?…」 「…いや、こんな結果になって…合わせる顔が無い…」 「…そうか…じゃあ、僕、行くよ…」 アブラハムは去って行った…。 「…ちくしょおおおおぉぉぉぉぉっ!!!!」 突然セイルは叫んだ。 そして突っ伏して石の床を何度も殴りつけた。 拳に血が滲む。 「セイル様…!」 見かねたアルトリアが止めに入った。 だがセイルは泣き叫びながら床を殴り続ける。 「ちくしょう!!ちくしょう!!ちくしょう!!!…何で…何で…!!」
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