剣の主
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No.1240
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セイルは必死に訴えたが、それは人として一番根幹にあるべき他者への愛情や信頼といった物が欠落したジェムという男には全く理解不能な事であった。 仕舞いにジェムはとんでもない事を疑い始めた。 「……セイル、何故そんなに必死にその男を助けようとするんだ?…まさか!お前その男と恋仲だったんじゃあるまいな!!?」 「そ…そんな訳ないじゃないですか!!」 セイルは即否定するが、ジェムはセイルに詰め寄る。 「おい、セイル…正直に言え…今なら素直に本当の事を話せば許してやるぞ?…そいつがお前の“初めて”の男だったんだろう!?吐け!!」 「誤解です!!僕は閣下以外の人と“そういう関係”を持った事は無いです!!」 「本当か!?聖典の上に手を置いて、全能なる神々に誓って言えるか!!?」 「信じてくださいよぉ!!!」 「…解った。お前を信じよう、セイル…」 「…嬉しく思います。閣下…」 「だがそのアブ・シルという男を助ける事は出来ん!!」 「何故ですか!!?あなたのお力を持ってすればそんなに難しい事ではないでしょう!?」
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