剣の主
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No.1239
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「…っ!!!?」 予想外の答えにセイルは一瞬絶句する。 「…訳が解らないという顔をしているね。良いかい、セイル?そのアブ・シルとかいう男…元衛士だか何だか知らんが、今は官職にも就いていない一介の建築作業員なのだろう?そんな者を何故この僕が…事実上イルシャ王国の頂点に君臨し、全てを支配するこの僕が…わざわざ救いの手を差し伸べてやらなければならないんだい?もちろん君にだって彼を助ける義務も義理も無い。たかが一時期、同じ職場に所属しただけの人間だろう?たったそれだけの関係じゃないか…」 「!?…たったそれだけの関係って…アブ・シル先輩は何も知らなかった僕に色々な事を教えてくれた…とてもお世話になった人なんですよ!?閣下にだってそういうお方が居らしたでしょう!?」 「…先任者が新人に仕事の仕方を教えるのは当然の義務だ。何故そんな当たり前の事に恩義を感じる?」 「いや…それはそうなんですけど…!!そこにはもっと、こう…仕事とか、先輩とか後輩とか…そういう垣根を超えた、人としての触れ合いや交流みたいな物があって…!!」 「……?」
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