剣の主
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No.1234
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案内された客間で待っていると、すぐにセイルが現れた。 「アブラハム!!」 「セイル!!」 二人は駆け寄り肩を抱き合った。 「痩せたなぁ!アブラハム」 「そういう君は以前とちっとも変わってないな、セイル」 「話はミレルから聞いたよ。あぁ…君が衛士府を辞めたなんてちっとも知らなかった…もし知ってたら力になれたかも知れないのに…!」 「気にしないでくれ。自分で撒いた種だ…それより今日は昔話をしに来たんじゃないんだ」 「そうだったね。教えてくれアブラハム、死にそうな先輩って一体誰なんだ!?」 「落ち着いて聞いてくれ、セイル…アブ・シル先輩なんだよ!」 「アブ・シル先輩が!?そんな馬鹿な…!!」 「信じられないかも知れないが本当だ!アブ・シル先輩も衛士府を辞めさせられたんだよ。そして家族を養うために新都の建設現場で過酷な労働に従事して、すっかり体を壊してしまったんだ!町医者の話では、この国で最高の医師と薬を使えば助けられるかも知れないって…!」 「ちょっと待て!そんなの僕だって無理だよ!こう見えて家計が苦しいんだ…」
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