マッスル・ウィッチ
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No.122
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┗ルガーの竜
本文
ソニアは暴力で彼を屈服させる必要がなかった事に安堵した。 認識標、その真鍮板には単に乗馬資格を持った一般兵ではなく、正騎士としての所属階級が刻まれていた。 もう一方は略式の出身家系…つまりソニアが武家出身の正騎士であると、伝令兵は理解した。 中でもロッテンハイム家はさっきの肉団子や下手な貴族より格上である。 武家や貴族が実戦経験の為、一般兵と並んでの初陣はヴァーランドではよくある例だ。 「報告は!」 「はい!現在後続の…」 彼の報告だと後続部隊が合流すれば地方領主の城を落とすに十分たる戦力。 問題は武装市民、民間人との衝突は政治的にまずい。 「しかしすごいですね騎士殿!」 「ん?何がだ?」 「義勇軍でしょう!アレ!」 「え…。」 この伝令、随分と想像旺盛かつ楽観的な若者であった。
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