マッスル・ウィッチ
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No.121
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ペンネーム
┗ルガーの竜
本文
二十歳前だろう、少々粗野な雰囲気の伝令がソニアの姿を認め、馬上から雑に誰何してくる。 「おい君ぃ?戦線から突出した部隊だろう?責任者はいるか!」 突出した部隊、という嫌味は耳が痛い所、事実あの肉団子の半ば独断専行。 後続の兵員馬車や徒歩行軍との足並みも揃えず、騎兵一個小隊で格好をつけた結果、マスケット隊の足止め。 そこへ捨て駒作戦、宮廷魔術師の暴挙、市民の武装決起が重なった…。 口八丁で何とかするしかあるまいと、ソニアは首元から革紐で吊した二枚の認識標を掲げる。 「第一騎兵小隊所属、小隊長代理のソニア・グレン・ロッテンハイムだ!」 先程まで『何だこの餓鬼?』とナメきっていた伝令の日焼け顔が青ざめる。 わたわたと馬を降りるなり『失礼しましたぁ!』と兜の面を跳ね上げる敬礼、ソニアも軽く答礼。
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