剣の主
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No.1208
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一方、別室ではヤスミーンが泣き喚き、それをアルトリアとミレルの二人がなだめていた。 「あ…あんな女狐の話なんて聞く事ないわ!!すぐに追い出してしまえば良いのに!!セイルちゃんは一体何を考えてるのよぉ!?」 「まあまあヤスミーン殿、セイル様にはセイル様のお考えがあるのですよ…」 「あなた達だってそうよ!!何であの女の味方をするの!?あぁ!!私は独りだわ!!この家には誰も私の味方は居ないのよぉ!!うああぁぁぁ〜〜〜ん!!!」 「…いや、敵とか味方とかそういう問題では…」 「お…奥様!私は奥様の味方です!ですからご安心ください!」 「グスン…本当?ミレル…」 「本当です!本当に決まってるじゃないですか!」 「…本当の本当?」 「本当の本当ですよ奥様。ですからもう泣かないでください。奥様が悲しいと私も悲しいです」 「…うん、ごめんねミレル。私もう泣かない」 そのやり取りを見ていたアルトリアは思う。 (すごい!泣き止んだ…さすがミレル殿、仕える主の気性を良く理解しておられる。侍女の鑑だな。私も見習うべき所があるかも知れん…)
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