剣の主
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No.1207
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ペンネーム
┗とくめい氏
本文
オルハンが逮捕され何故ウズマが自分たちを頼って来たのか知りセイルは納得すると同時に父の苦境に気付けなかった自分を責める。 「父様が苦しんでたのに全く気付けなかったなんて、僕は最低だ」 「セイル、自分を責めるでない。オルハンはお前に迷惑をかけたくなかったんだろう。わしはそんな気がする…」 「あの人も、そんな事を言ってたわ…最近はよく息子さんの活躍や出世をまるで自分の事のように喜んで私に話してたわよ。だから息子さんを巻き込みたくなかったのね」 「父様…そこまで僕の事を…」 「まあ、私も最初はあんた達を頼るのは気が引けたわよ。でも、財産は全部没収されたから。もうあんた達に縋るしか無いの…ここで断られたらお腹の子と二人で生きて行くにはもう娼婦にでもなるしか道は無いのよ…」 オルハンとの愛の結晶が宿るお腹をウズマはさすりながら不安な胸中をセイルとウマルに話す。
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