マッスル・ウィッチ
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No.120
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ペンネーム
┗ルガーの竜
本文
ソニアにはその『市民』という単語から、さながら意地悪な魔法使いの謎かけめいた意図を読みとった。 少なくとも彼は荘園領主の私兵と市民を区別している。 このドワサンという男、ああいう手合は苦手だ市民と争う気はない、などとほざいていた辺りも事態解決のヒントだろうか。 あの肉団子が済んだら、今度は負傷した騎兵隊の生存者に矛先、いや筒先が向く、考えろソニア…。 『伝令っ!伝令ーっ!』 そこへ空気を読んでか読まずか、騎馬伝令の兵が向かって来る。 ソニアは咄嗟に馬鹿こっちへ来るな!と怒鳴りかけたが、幸い武装市民は激しい銃声と肉団子料理に夢中だ。 「ドワザン殿、ここを頼む。」 「ほほう?」 興味深そうな表情をしたドワサンの前でソニアは土埃を払い、具足や着衣の乱れを直すなり、走り出す。
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