おてんば姫、ファニーの冒険
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No.12
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3人は不可解に思いながら、村を歩いていった。 やがて広場のような場所に着くと、大勢の村人が一様に暗い顔をしながら、なにやら相談事をしていていた。 「みなさん、どうなされたのですか。もしよろしければ、相談に乗ります」 村人達は、突然現れたファニー達にびっくりした。 最初は押し黙っていた村人達だったが。やがて村長が代表して理由を話し始めた。 この村の温泉は、山奥の源泉からお湯を引いて使っていたのだが、その源泉をモンスター達が占拠したのだ。 モンスター達は「温泉を使いたければ、月に一度若い娘を生贄よこせ、もしこのことを城に話せば源泉を破壊し、村を焼き払う」と言ってきたのだ。 「それで皆さんはどうするつもりなのですか」 「モンスター達の要求を飲む気はありません。かといって城に知らせて村を危険にさらすわけには、まいりません。ここはいっそのこと温泉街をしめることに決めました」 「そんな歴史ある温泉街を捨てるんですか」 「しかし、これしかもう方法がありません」 「それに最近は魔王グリンデのせいで客は減る一方、もう限界なんです」 「そんなあきらめないでください、モンスターは私たちが退治します」
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