剣の主
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No.1190
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そして籠城戦が始まってから一ヶ月が経った。 「えぇい!!たかが五千足らずの反乱軍に一体何をてこずっているのだ!!?」 ジェムは苛立っていた。 一日も早く反乱を鎮圧させねば太守達の中には加担する者が現れるかも知れない。 長引けば長引く程その可能性は高くなるのだ。 シャリーヤは言った。 「…その件に関しましてジェム様に是非ともお伝えしたい事があると軍使が参っております」 「何だと!?よし、通せ!」 通された軍使はジェムに平伏して述べた。 「大執政閣下におかれましてはご機嫌麗しく…」 「早く本題に入れ!!」 「は…はあ、実は我が軍の兵糧が底を尽きつつありまして…新たな兵糧を送ってくださらなければ籠城戦を続ける事は困難かと…」 「兵糧だと!?ふざけるな!!そんな物はそっちで何とかしろ!!」 「で…ですが閣下!我が州は閣下のご命令で備蓄の食料を供出いたしました!その上この凶作では食料など…」
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