マッスル・ウィッチ
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No.119
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ペンネーム
┗ルガーの竜
本文
全くの統制もなき乱射乱撃は野蛮人が打ち鳴らすドラムが如し。 そしてとうとう、パカン!とブリキ缶を開けた様に軽快な音を立てて、肉団子の脇腹が抜かれた。 「ぷぎぃいいいいいッ!?」 それも烏か野犬駆除に使う様な10mm口径そこらの火縄短銃。 この肉団子、既にまともな鎧を着られる体格も体力もない。 薄板に鍍金細工を施した、本来礼服としての飾り鎧である。 肉団子に一弾を喰らわせた十代前半かそこらの少年が、野豚でも仕留めたが如く驚喜していた。 そろそろこのお祭り騒ぎが血祭りに発展するのも時間の問題だ。 今度は真鍮細工の兜が砕け頭部からも流血、転がって逃げるのも限界だろう。 ソニアは救いを求め…というよりも責任を果たせと言わんばかり、ドワザンを睨む。 「私に市民と争う意志はない。」 「市民…だと?」
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