剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1184
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
男は続ける。 「それじゃあ、もし…もしもですよ?どこかで誰かがヤヴズ・ジェム打倒の兵を挙げたとしたら…どうなると思いますかね?この新都でも、みんな続いて立ち上がると思いますかね?」 「う〜ん…それはどうかなぁ?人によるんじゃあ…」 首を傾げるアブラハムに対してナーセルは胸を張って断言した。 「そりゃあ立ち上がるでしょう!何せジェムに不満を持つ人間はこの新都にも大勢いますからね!もし反ジェム派の軍勢が攻め寄せたら内側から城門を破壊して軍を招き入れるでしょう!」 「それが聞きたかったんだ…」 そう言うと男は去って行った。 「何だいあれ?」 「さあ?」 それから一週間後、その男は新都から離れたジェディーン家の領地にいた。 「その話は本当なのね?」 「はい王妃殿下!今や諸州はもちろんヤヴズ・ジェムのお膝元の新都でさえ…もう国中でヤヴズ一族への不満が高まっております!今こそ立ち上がる時です!」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説