剣の主
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No.1173
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┗とくめい氏
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腰巾着でありながらジェムの不興を買いかねないアリーの行動を見下すオルハンを小馬鹿にするが、アリーの必死さと慌てぶりから飢饉が確実に起きるのを恐れ震える。 国庫の食料売却をジェムに進言したのは他ならぬ自分だ。 飢饉で多数の餓死者を出せば自分は間違いなく責任をとらされる。 そうなれば、最悪処刑され家名は断絶、良くて官位剥奪され財産を没収されるどのみち悲願の貴族にはなれない。 (不味い、不味いぞ。親父の鼻をあかしてクルアーン家を繁栄させられない。それ所かウズマと腹の子を養えない!) 明るい未来から一転絶望確実な未来にオルハンはジェムによって粛正されるのを想像して震える。 (俺は間違いなくジェムに殺される・・・待てよ。俺にはセイルという保険があるじゃないか!あいつはジェムのお気に入りだ。セイルに頼めば官位剥奪程度で済むかも知れんぞ!そう考えれば冷夏や凶作なんか怖くない)
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