剣の主
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No.1165
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「…通り魔?…冗談だろう…こっちはヤヴズ・ジェムの命令を受けて反逆者共を始末してるだけだ…お前はジェムの側近のクルアーン・セイルだな?…ならばこちら側の人間だろう…邪魔をするな…」 「…そ…そうなんですか?」 セイルは剣を構えながら男に尋ねた。 「あ…ああ、そうだ…宮殿に忍び込んでヤヴズ・ジェムを暗殺する計画を皆で相談していた…で、でも全く実現性の無い計画だった!仲間内の酒の席での冗談から始まったような物で…話してる内にどんどん熱くなってしまって…ああぁぁぁ!!!た…頼む!!命だけはあぁ…!!!」 事情を知ったセイルは黒い剣士に提案してみる。 「あ…あのぉ…彼一人だけでも見逃してあげるという訳には…?」 「いかんな…こっちは皆殺しにしろと命令を受けてるんだ…もし見逃したら逆にこっちの立場が危うくなるからな…こんな馬鹿共のためにそんな目に遭うのはゴメンだ…」 黒い剣士は冷淡に言い放った。 「う…うあぁぁ〜っ!!!!」 次の瞬間、男は一瞬の隙を突いて逃走を試みた。 「…逃がさん!!」 だが黒い剣士は素早い動きでセイルの横を抜けると、瞬く間に男に追い付き、背中からバッサリと斬ったのだった。
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