剣の主
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No.1162
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「…ハッ!まったく…これですよ、皆さん…セイル殿は被害妄想の塊のようなお人だ。私は別にあなたの事を言った訳ではなかったのに…不愉快だ!謝罪していただこう!!」 「そ…そんな…」 こういう風にシラを切られてはセイルはそれ以上何も言えない。 もちろん男はこうなる事を見込んでいたのだ。 「さぁ!!何をモタモタしているのだ!!?早く謝罪をしてもらおうか!!私に頭を下げて“申し訳ございませんでした”と言え!!!さぁ!!!さぁ!!!!」 男はセイルに掴み掛からん勢いで迫って来る。 (こ…この人は正気じゃない!頭がおかしいんだ!) セイルは恐怖を感じた。 一方、黙って事の成り行きを見守っていたジェムは、側に控えていたシャリーヤに告げた。 「シャリーヤ…」 「…かしこまりました、ジェム様」 シャリーヤと数名の白衛兵がその男を囲む。 「どうぞこちらへお越しください…」 「な…何だお前らは!!?俺ではなくクルアーン・セイルを連れて行けえぇ!!!」 男は連行されて言った。 そして… 「あぁぁ…た…助けくださあぁい!!私が悪かっ…ギャアアァァァァッ!!!?」 …すぐに中庭の方から男の悲鳴が聞こえて来た。
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