剣の主
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No.1159
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「み…皆さん、僕達なんかのために…こんな事になってしまって…!!」 「申し訳ありませんでしたぁ…っ!!」 涙をボロボロとこぼしながら詫びるアブラハムとナーセル。 「泣くな。君達のせいじゃない」 「そうさ、それに何もお前達のためだけに決意した訳じゃない。少し前からずっと衛士を辞めたいと思ってたんだ。でも決心が付かなかった」 「俺もさ、だから今回の事は良い機会だったよ。むしろ感謝したいくらいさ」 アブ・シルは言った。 「…俺は“王家の騎士”という身分と、安定した収入を失うのが恐ろしかった…だからどんなに仕事がキツくなっても、自分自身ボロボロになっても、すがりつき続けていた…もしこの件が無ければ俺はいずれ死んでいただろう。結果的にだが、君達のお陰で命を落とさずに済んだよ…ありがとう」 「み…皆さあぁん……うああぁぁぁぁっ!!!!」 「うぅぅぅぅ…っ!!!!このご恩は一生忘れませえぇぇん!!!!」 アブラハムとナーセルは感極まり、男泣きに泣き濡れたのだった。
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