魔導志
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No.1153
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… 大陸の北、最果ての森 大樹が生い茂り、陽射しの射し込まない暗い森の中を、レイラは進んでいた。 「あーだる。ここは当たりだと思ったんだけど…」 辺りを見渡して見ても、目当ての物は見当たらない。 「どんな結界でも、繋ぎ目があるはずなんだけどなぁ。」 陽射しの入る拓けた場所を見つけて、横たわった巨木に腰を掛ける。 「はぁ〜、しんどい。いっそ一帯を焼き払って………誰?」 独り言を呟いていると、不意に目の前の茂みが揺れた。 「出てらっしゃい♪何もしないから♪」 茂みから現れた者を見て、レイラは思った。金色の髪と瞳に褐色の肌、一糸も纏わない子供が、おずおずとこちらを見ている。やはりここは当たりだ。 「…どこから来たの?」 「外からよ♪」 「人間じゃないの?魔族?」 「あらら、よくわかったわね。身体は人間だから、一応は人間なんだけど。この辺りに住んでるの?」 「それを知ってどうするの?」 可愛く首を傾げて、問い返す少女を見て、レイラは笑った。 「秘密よ♪」 「じゃ、生かして帰せないね。アイツは死んだ?魔王。」 「は?何を言ってるのかしら?」
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