剣の主
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No.1149
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「おぉ!!殿下ぁ〜!!」 「何と慈悲深きお言葉ぁ〜!!」 おいおい泣き出す三人。 その姿は距離を置いて見ると滑稽で、あまつさえ憐れみすら感じられた。 「何あれ!!?何て茶番だよ!!?」 「チクショウ!!俺達を悪者に仕立て上げてテメェらの中だけでハッピーエンドかよ!!?ふざけんなーっ!!」 アブラハムとナーセルは叫びながら連行されていった…。 「アブラハムとナーセルが捕まったですって!!?」 「うむ…俺もその場にいたが、殿下はデデンとザフラ以外の話には耳を貸そうともしなかった…けっきょく殿下に従って二人を逮捕するしか無かった…済まん」 翌朝、ドルフは小隊長と他の衛士達に昨夜の出来事を伝えた。 「閣下が謝る事はありません。それで二人は今は…?」 「城の地下牢だ。殿下は大層お怒りで、しつこく二人を処刑せよと言って来ている…恐らく最も信頼していた者達に裏切られた辛い気持ちを、二人を殺す事で晴らそうとしているのだろう、無意識の内にな…」 「そんな事、絶対にさせてなるものか…!!」
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