剣の主
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No.1148
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アル=アッディーンはアブラハムとナーセルを指差してドルフに言った。 「イシュマエルよ!!!王族として命ずる!!!この不届き者らを捕らえよ!!!」 「そ…そんな馬鹿な…っ!!?」 「どうしてそうなるんですかぁっ!!?」 アブラハムとナーセルは悲痛な叫び声を上げた。 ドルフはアル=アッディーンに抗議する。 「で…殿下!あなたは冷静な判断力を失っておられます!どうかお気を静めて…」 「口答えをするでなぁーいっ!!!王族の命令に逆らう気かぁっ!!?よもやイシュマエル家は王家に弓を引くつもりかぁっ!!?」 「!!……め、滅相もございません」 “家”という言葉を持ち出されてはドルフも引かざるを得ず、やむなく彼は兵士達を呼んで二人の身柄を拘束させた。 その間、アル=アッディーン、デデン、ザフラの三人は共に抱き合って涙を流しながら語り合っていた。 「殿下…私達は悪魔の奸計に踊らされ、あなた様を裏切ってしまいました…」 「罪深き私達に、どうか重い罰をお与えくださいませ…」 「良いのじゃ…良いのじゃ…悪の元凶は消えたのじゃ…お前達は悪くないぞ…これからも変わらず余に仕えてくれるな?」
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