剣の主
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No.1146
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まあ、一瞬でこれだけのストーリーを脳内で作り上げ、更にそれを淀みなく話せる、その面の皮の厚さだけは感心するが…。 ところがアル=アッディーンは頭を抱え込んでしまった。 「うぅ〜ぬ!解らぬ!余にはサッパリ解らぬぞぉ〜!そもそもお前達に嘘を言って誘い出したのは一体誰なのじゃ〜!?」 「そ…それは……この者達でございます!!」 なんとデデンはアブラハムとナーセルを指差して言ったのである。 「はあぁぁっ!!?」 「冗談じゃありませんよ!!俺達ただの通りすがりですよ!!」 「黙れ黙れ黙れえぇぇい!!!私はハッキリと覚えているぞ!!!私を中庭へ誘い出したのは太ってる方だ!!!」 「そうだわ!!!私を誘い出したのは太っていない方よ!!!いま思い出したわ!!!」 「そして情事に及んでしまったのは、お前達が我々の食事に媚薬を入れたからだ!!!」 まったく無茶苦茶な作り話だ。 言いがかりも良い所である。 アブラハムとナーセルだって言われっぱなしではない。 「ふざけないでください!!僕らがそんな事をして何の得があるんですか!!?」 「そうです!!言いがかりも大概にしてください!!」
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