剣の主
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No.1143
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その時である。 「そ…そこに居るのは誰!?」 女が二人に気付いて叫んだ。 「バレちまったら仕方ないな…」 「失礼、盗み見るつもりは無かったんですがね…」 アブラハムとナーセルは二人の前に姿を現す。 「お…おお…お前ら、ま…まさかこの事を殿下に告げ口する気じゃないだろうなぁ!?」 顔中から嫌な汗を流しながら震え声で尋ねるデデン。 面白い事になった。 言うつもりは無かったが、二人はちょっと意地悪してやりたくなった。 「そうですねぇ〜、どうするナーセル?」 「う〜ん…黙ってたらバレた時に俺達も殿下に処罰されてしまうからなぁ…」 「た…頼む!この通りだ!お願いだから見逃してくれぇ!金か!?金が欲しいのか!?いくらだ!?望みの額を言え!」 「お願い!殿下にバレたら私達二人とも首が飛んじゃうわ!」 涙目で土下座して訴える二人。 アブラハムとナーセルは小声で話し合う。 (ちょっと可哀想になって来たなぁ…ここらで許してやるか) (仕方ない、そうするか…)
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