おてんば姫、ファニーの冒険
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No.114
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ファニーを出迎えるための護衛部隊が出発してから1週間がたった。 当初は厳戒態勢だった王都の警備状態も、少しずつ弛緩が見え始めていた。 ステファン公子一行が襲われたという情報がもたらされたときには王都中が大混乱に陥り、直ぐにでもモンスター軍団が攻め寄せてくるのではないかと思われたが、一週間もすると平穏も取り戻した。 捜索隊からも、また付近の町や村からもモンスターの目撃情報もなく、ステファン公子を襲ったのはモンスターではなく山賊のたぐいではないかと思われた。 そんな中、王都の酒場組合から騎士団や警備隊に陣中見舞いとして酒が送られてきた。 最初は断ったが、どうしてもと進められてやもなく受け取った。 隊長格やベテランはほとんど飲まなかったが、平騎士や経験の浅い兵士たちは時ならぬ恵みの雨と思い大いに飲んでしまった。 その夜、兵士や騎士のほとんどが酒によい眠り込んでいると、夜陰に紛れて近づいてくる一団があった。 オーガーキングのマモンが率いるモンスター軍団であった。
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