剣の主
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No.1132
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┗とくめい氏
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普通が良いと言うアブラハムに小隊長は自分たちには『拝領妻』は無縁である事を苦笑しながら語る。 「まあ、我々一般士族達にはには無縁な話だけどね。ああいうのは貴族階層や上級士族でないと無理だよ」 「ですよね〜いくら美女でも自分の物になれなかったら意味ないですよ」 平凡な暮らしの良さを認識するアブラハムの言葉にナーセルはジェム直属の騎士に出世したセイルを悪し様に陰口を叩く。 「この国は王族とお貴族たちが中心なんだよ。それでもクルアーンみたいに付いてる奴もいるけどな。現にセイルの野郎はジェムさま直属の近衛騎士さま。こっちはろくに休暇もない不公平だぜ全く・・・」 「落ち着けナーセル。クルアーン君の出世は私も予想外だったよ。確かに彼は『ヤヴズ兄弟の変』で活躍した。しかし、近衛騎士に抜擢されるとは思ってもみなかったよ…」 ナーセルを宥めながら小隊長もセイルの出世に驚く。 上級士族の子弟が十代で近衛騎士になるなんて前例がなかったからである。
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