剣の主
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No.1130
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「俺はね…どんなに辛くてもね…不遇でもね…この仕事に誇りを持ってね……あぁ、ごめん…何か自分でも何言いたいのか解んねえわ俺…」 「がんばろうぜ、二日間の休暇が待ってる」 「そうだな、金と休暇だけが生き甲斐だ」 「君達、何ブツブツ話してるんだい?ボケッとしてると落馬するよ」 前を進む小隊長が言う。 アブラハムとナーセルは尋ねた。 「小隊長、あの女性は殿下の数いる奥様の内の一人なんですか?」 「それとも愛人ですか?なんかお忍びの旅っぽいですけど…」 小隊長は答える。 「うーん…身分的には殿下の臣下の妻…って事になるんだが…」 「えぇぇっ!!?」 「ふ…不倫ですか!!?」 「声でけえよバカ!…不倫ではない。俗に言う“拝領妻”ってヤツだ」 「ハ…ハイリョーズマ?」 「つまりさ、あの女性は元々は殿下の(数いる)正妻の一人に仕える侍女だった訳…で、それを殿下が見初めて“お手つき”にしちゃった訳…でも仮にも王族が身分の低い女を…しかも元々正妻の侍女やってた女を正妻として迎える訳にはいかない訳…」
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