剣の主
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No.1124
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「皆、ちょっと聞いて欲しい。我が第三中隊に特別任務が与えられた。ただし全員ではない。よって志願者を募る。5名だ」 「特別任務?」 「そりゃ一体どんな仕事なんですか中隊長殿?」 「それはまだ言えんな。まあ別にキツくもないし危険も無い。ただ任務終了後、二日の休暇を与えると副総監(旧都に残った衛士隊のトップ)が約束してくださった」 「「「…っ!!!!」」」 二日の休みと聞いた瞬間、皆の目の色が変わった。 「わ…私がやります!!」 「いいえ!!ぜひ僕に…!!」 「いや俺が…!!」 「なんの!!自分を置いて他には…!!」 皆が先を争って志願する中、アブラハムが叫んだ。 「あの!その任務、僕はアブ・シル先輩を推薦します!」 「……俺?」 我先にと志願する連中の輪から少し離れて黙っていた当のアブ・シルはキョトンとした顔をする。 中隊長は言った。 「アブ・シル君か……解った。良いだろう。5名の内1名はアブ・シル君とします。残り4名は公平にくじ引きね。恨みっこ無しだよ」 「くそ…アブ・シルか…」 「まあ仕方ない…今ウチで一番ヤバそうだしな…」 皆も渋々ながら納得した。
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