剣の主
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No.1117
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一週間後、房から出されたアブラハムを見たナーセルは言った。 「久しぶりだな、アブラハム。どうやら何か悟った所があったようだな」 「そう見えるかい?」 「ああ、良い顔になった。前とは大違いだ…」 「え!?僕そんなにハンサムになった!?」 「ばか!良い表情になったって事だよ。殺気が無くなって穏やかになってる」 「そ…そうかなぁ…でも一週間暗がりの中で考えて解った事がある。今までの僕はただ感情に任せて叫ぶ事しか出来ない未成熟な人間だった。でもこれからは違う。僕は生まれ変わったんだ」 「…うん、さり気ない上から目線と、そこはかとなく漂う“自分はお前らとは違うんだ”的な優越感がウザいな」 「?…とつぜん何を言い出すんだナーセル?僕は別にお前を下に見てなんていないよ。被害妄想も大概にしろよ」 「うるせえコノヤロウ!!」 ナーセルはキレた。 「ただでさえ人手不足なのに一週間も休みやがって!!お前が穴蔵でノンキに寝てた間も俺達はずっと休みなく働いてたんだぞ!!?」 「そ…それは失礼いたしました…」
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