剣の主
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No.1115
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「お…おい!止めろよ!白衛兵やジェム派の者に聞かれたらどうするんだ!?」 「構うもんか!!叫ばせろ!!もう限界だ!!」 そこへ、たまたま通りかかった小隊長が慌てて駆け寄って来た。 「お前ら!何してる!?」 「小隊長!アブラハムを止めてください」 「…アブラハム!貴様、恐れ多くもヤヴズ・ジェム大執政閣下様の政策に対して異を唱えるとは許し難いヤツだ!懲罰房へ入れてやる!来い!」 「さぁ!来るんだ!」 小隊長とナーセルはアブラハムを取り押さえた。 「放してください!小隊長!ナーセル!」 アブラハムは引き立てられていった。 「そこで暫く頭を冷やしていろ!」 小隊長はアブラハムを懲罰房に放り込むと、サッサといなくなった。 「……」 アブラハムがふてくされているとナーセルが扉に開いた小さな窓越しに話し掛けて来た。 「悪く思うなよな。俺も小隊長も別にお前が憎い訳じゃないんだ。お前が悪いんだぜ?中庭であんな大声でジェムの政策批判なんてするから…」 「解ってる…僕も短慮だったよ。でもこの憤り、お前だって解るだろう?」
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