剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1113
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
こうなると旧王都は“衰退し消えゆく都”という感じになり更に治安が悪化した。 その負担は残された衛士にのしかかって来た…。 ‐衛士府‐ 「ハァ…もう一ヶ月近く休んでない…」 「最近じゃあ家にも帰れず職場に泊まり込み…死ぬのか?…なぁ?…俺達は死ぬのか?…」 アブラハムは同僚のナーセルと共にブツブツとボヤきながら便所に入った。 彼らの顔に表情は無く、その声に抑揚は無かった。 「……」 小便器の所にはアブ・シルが立って小便をしていた。 「「…っ!!?」」 次の瞬間、二人は凍り付いた。 小便器の中が真っ赤に染まっていたからだ。 「「せ…先輩…っ!!!?」」 「あ…見たな…お前ら…」 驚く二人に当のアブ・シルは淡々と応じる。 「そ…それって…血ですか!?」 「…ああ、血尿ってヤツだ…2〜3日前からな…俺も初めて見た時はビックリしたけど…」 「だ…大丈夫なんすか!!?」 「…さぁ?…体が限界に近付いてんのかも…でも誰にも言うなよ…絶対…言ったら殺すから…」 「「……はい…」」 真顔で言うアブ・シルに二人は頷くしか無かった。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説