剣の主
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No.1108
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「ハァーッハッハッハッハッハァッ!!!!」 それを見たジェムは腹を抱えて大笑いする。 こんなに感情の起伏の激しい人間だったろうか?とセイルは思いながらも、これでとりあえず召使い達が殺される事は無くなったと一安心した。 ジェムは言う。 「お前達!今日の所はセイルの顔に免じて許してやる!有り難く思うが良い!」 「「「ははぁ〜…!!」」」 召使い達は床に這いつくばり深々と頭を下げた。 それを見たジェムは満足げで、セイルに向き直る。 「セイル、今日お前を呼んだのは他でもない。お前に良い物を見せてやろうと思ってな…付いて来い!」 「良い物…ですか?」 「来れば解る。こっちだ!」 ジェムはセイルの手を取って部屋を後にした。 その様子はまるで幼い子供のようにはしゃいでいるようにセイルには見えた。 ジェムの執務室の隣の部屋に“それ”はあった。 「これは…!?」 それを目にしたセイルは絶句する。 それは部屋いっぱいの巨大な水上都市の模型だった。 「どうだ!驚いたろう?ジャディード・マディーナ(新しい都)…僕の都だ!」
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