剣の主
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No.1106
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「その棚をそっちへ移せ。机はこっちだ」 ジェムは召使い達に命じて部屋の模様替えをしていた。 「あのぉ…ジェム閣下、お呼びでしょうか…?」 「お…来たか、クルアーン・セイル。ちょっと待ってろ。いま部屋の家具を配置換え中だ」 「はあ…」 セイルはなぜ自分が呼ばれたのか解らぬまま待たされ続けた。 やがて配置換えが終わり、ジェムは部屋を見渡して言った。 「…気に入らん!!何というセンスの無さだ!!」 「も…申し訳ございません、ジェム様」 急にキレだしたジェムに召使い達はひざまずいて謝罪する。 しかしジェムはますますヒートアップし、唾を飛ばして怒鳴り散らす。 「僕は室内をより美しく快適にするため、計算し尽くされた完璧な指示を与えたのに、この結果は一体どういう事だ!!お前達が無能なせいではないか!!」 「ははぁ〜」 「ジェム様の仰る通りでございます」 「この無能共!!ウスノロの豚共!!」 ジェムは怒鳴りながら召使い達を足蹴にし始める。 「い…痛!?痛い!ジェム様!申し訳ございません!ど…どうかお許しを…!」
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