剣の主
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No.1103
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「そうですなぁ、兵も集まらぬだろうし、そもそも国に巣くう奸賊を討つ正義の軍を起こすのだから、やはり王族を頂いた“官軍”であった方が格好が付くなぁ…」 「こうなったら王族なら誰でも良い。他の王子や王女や先王の兄弟姉妹に手当たり次第に頼んでみては…」 一同がそんな話をしていると、不意にあらぬ方向から声がした。 「…まったく、行き当たりばったりで計画性が無い…これは例え挙兵してもすぐに鎮圧されるな…」 「な…何だとぉ!?」 「誰だ貴様は!?どうやって入って来た!?」 いつの間に部屋に入って来ていたのか、そこには黒い布で顔を覆い隠した一人の剣士が立っていた。 「部屋の外に居た見張り達の事か?彼らには可哀想な事をした…今頃は神々の元へと召されているだろう…」 言いながら剣士は既に血に濡れた剣を構える。 「どうせ挙兵など無駄な事…ならば犠牲は必要最低限に留めるのが最良だろう?…という訳で、あなた方にはここで死んでもらう…」 兵部大臣はハッと気付いた。 「き…貴様ぁ!!まさかジェムの手の者…うぐあぁっ!!?」 言い終わらぬ内に大臣は斬られた。
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