死後の人生
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「くっ!!」 と咄嗟に出た膝が口を突き出した翔の頬に入っていた。 「ぐぼほっ!! ってー!! んだよっ!」 翔は頬に受けた衝撃に顔をしかめている。 2人の身体は密着して翔は希の胸を鷲掴みにしていた。希は翔の脚に手を置いて身を委ねていた。翔には脚の両方に手の感触を受けていたので、希の裏拳を食らったとは考えられない。希の髪に顔を埋め唇を狙っていたので、頭突きされたとも思えなかった。 けれども頬の衝撃は確かにあって、今もじわじわと痛みが響いている。 「虫歯? 移ったらダルいし今日キスなしね」 変な声を上げ頬を撫でている翔に希は何事かと怪訝な面持ち。その様子から症状の見当を付けて口を尖らせる。 「ちげーよ」 「じゃあ何?」 「いや……なんか急に痛くなって……」 「ほら虫歯じゃん。大人気ないぞぉ」 などと言い合う2人を前に直哉の方も呆然としていた。 「触れた……」 「うむ。触れんとは言っておらんが?」
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