魔王と勇者の逆転物語
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「は、救済? 親友の奪還?」 「やはり、混乱するか・・・」 目の前で軽く混乱する清二を見ながら彼女は困った笑みを浮かべる。 「あの〜・・・それが、俺の死んだ理由なんですか?」 「半分はそう。 しかし、もう半分は違う。 つい昨日、此処とは別の所に一人の人間の魂がやって来た。 その魂の持ち主である人間は、死ぬまで後一週間は生きるはずだったのだ」 困惑顔で聞いてくる清二に、彼女はカップを見つめながら冷静な口調で喋り始める。口調も、先ほどの事務的なモノに戻っている。 「それに対して私の親友であるフレイヤは、その事を詫びようと自分の神殿にその人間を連れてきた。 だが、いくら此方(神側)のミスで死んだとしても、ソイツには転生する資格はなかった・・・」 「・・・」 部屋に響く、事務的な彼女の声。彼は、黙って耳を傾けている。 「何故なら、その者は生前に悪行ばかりを行ってきたからだ。 そんな者には転生の資格はない」 「何で・・・ですか?」 冷たく断じる彼女に、清二はついつい聞いてしまう。人間誰しも興味を持ったら、知りたいと思うのが通常である。
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