剣の主
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No.1072
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「セイル君…その話 だ れ に 聞いた…?」 「うぐぅ…っ!?」 ライラはセイルの襟首を掴み上げ、壁に押し付けて問い詰める。 セイルは苦し紛れに答えた。 「そ…それは言えません…。ですが、その人達は先生やジェムに敵意を持つ者ではありません…。そ…それだけは信じてください…」 「……はぁ…分かった。君の言う事を信じよう。まぁ、いつまでも隠し通せる事でもないと思ってはいたがな…」 言いながらライラは手を緩めてセイルを下ろした。 「ふぅ〜…じゃあ、やっぱり先生が…?」 「…ああ、そうだ。ウルジュワンを告発したのは私だ」 「どうして…?そんなに彼との結婚が嫌だったんですか…?」 「ああ、嫌だった…。あの男と一緒になるくらいなら死んだ方がマシだと思っていた…。でもそれだけじゃあなかったんだよ。私にあの男をジェムに告発させた訳はね…」 「…?」 「…私にはかつて将来を誓い合った男性がいた。しかしウルジュワンは私を手に入れたいがために、地位に物を言わせて彼を無実の罪に陥れ、死に追いやった…」
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