剣の主
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No.1071
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ライラはセイルに肩を貸して店を出た。 「しっかりしたまえ、セイル君」 「しぇんしぇ〜!だいじょうぶれふ!ぼくはひとりで家まれ帰れまふからぁ!」 「足元フラフラで呂律も回ってない酔っ払いが何言ってるんだい…。待っていたまえ。流しの馬車を掴まえてやる。君がこうなったのには私にも責任の一端があるからね、家まで送ってあげよう…」 「しぇんしぇ…グスン…しぇんしぇはやっぱし優しいれふ…」 「フフフ…気にするな」 「しぇんしぇ…ぼかぁねぇ…しぇんしぇがウルジュワンを告発して死刑に追いやったなんて未だに信じられないんれふよぉ…いやぁ、あれぁきっと何かの間違いらったんれふよねぇ…しぇんしぇがしょんな事しゅる訳ないれふもんねぇ」 「……何だと?」 その途端にライラの顔から笑みが消えた。 「…セイル君、ちょっとこっち来なさい…」 彼女はセイルを半ば抱えるようにして、表通りから人気の無い裏路地へと引っ張り込んだ。
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