剣の主
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No.1056
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「買い被りすぎ。私達もそんなに大した事は知らないわ。セイルの方が色んな噂を耳にする機会は多いんじゃない?」 「確かに王宮に出入りしてると色んな話を聞くね。でも君達しか知らない事だってあるかも知れない。頼むよ」 「そうねぇ…例えばヤヴズ・セムが死んだ事とか…先日処刑されたウルジュワン・サラームを密告したのは婚約者のアルムルク・ライラだとか…その程度よ。私達が知ってる事なんて…」 「んなぁ……っ!!!?」 セイルは開いた口が塞がらなかった。 もちろん初めて聞く話であった上に、両方とも(間接的にせよ)彼に関わりのある情報だったからだ。 (お…おお…落ち着けセイル!ま…まずは真偽を確かめなきゃ!そうだ!本当にタダの噂かも知れないし…!) 「…?」 目に見えて動揺し始めるセイルにナシートが首を傾げていると、アルトリアがやって来た。 「セイル様!お話があります!」 「ア…アルトリア…!!」 アルトリアはセイルの足元に両手を付いて言った。 「まずお詫びを…昼間の事、誠に申し訳ございませんでした!この通りです!」 「は…はあ…」 だが今のセイルの心理はそんな事もうどうでも良かった。
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