剣の主
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No.1052
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どうしようもない現実にヤケになったアルトリアは厨房でヤケ食いを始めた。 「ミレルぅ…」 「どうしたのよ、ファルーシャ?」 「厨房に何か居るのよぉ…」 「どうせネコか何かでしょう」 「怖いから一緒に来てぇ…」 「はぁ…仕方無いわね」 屋敷で働く同僚の侍女に涙目で頼まれたミレルはランプを手に厨房へと向かった…。 「…モグモグ…ガツガツ…」 「(人間!?)だ…誰!?そこに居るの…!」 「…むぐむぐ…んえうおお(ミレル殿)?」 そこに居たのは食べ物を口いっぱいに含んだアルトリアだった。 彼女の周りには食い散らかされた食べカスが散乱している。 「ア…アルトリアさん!?あんた何してんですか!?」 「ゴクン…プハァーッ!これが食べずにやってられますかぁ!」 「いや意味が解りません!」 「私は今己の無力さと情けなさにほとほと嫌気が差しているのです…」 「何か辛い事があったのは察しますが屋敷の食べ物を食べないでください。食材が無くなって料理長に叱られるのは私達なんですから…」
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