剣の主
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No.1046
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アルトリアは一人、何やら呟いている。 「…アズィーム湖のジャズィーラ島だと?…あそこは…ルーナ様の……」 「…どうしたの?急に怖い顔してブツブツ言っちゃって…」 「…いや、何でもない…私は急用が出来た。失礼…情報提供感謝するぞ」 そう言うとアルトリアは姿を消した。 「変なの〜」 「ね〜」 王宮でジェムは執務に勤しんでいた。 国の中枢を担う者の職務は二種類ある。 一つは王都と王家の直轄領の政務、もう一つは国家全体の政務…何でも自分が把握していないと気が済まないジェムは国内で実施されている全ての政策を書類にして提出させ目を通していた。 彼は自分の預かり知らぬ所で物事が進行するという事が許せないタイプだった。 それは彼の根底にある人間・他者という物への不信の顕れでもあるのかも知れない。 「ふむふむ…社会福祉や民生の分野の予算はまだまだ削れる所がありそうだな…宮廷費や軍事費に回せるぞ」 そこへ突然アルトリアが出現した。 部屋の中にだ。 「ヤヴズ・ジェム!!話がある!!」
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