剣の主
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No.1037
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「そうだ!全てだ!…どうせ毎年秋になれば穫れる物だ。何も気にする事などあるまい。さらに各州の太守に備蓄の食糧を全て王家に供出するよう命じた。すぐにも大量の食糧が王都に運び込まれて来るぞ。その管理と売却交渉も全てお前に一任する。出来るな?」 「は…はい!もちろんでございます」 「うむ、この仕事を無事にやり遂げた暁にはお前に“パシャ(閣下)”の称号と封土(領地)を与えよう」 「…あっ!!そ…それは、つまり…!」 驚きに目を見開くオルハンにジェムは頷いて言う。 「フフ…そうだ。お前は“貴族”と呼ばれる身分になるのだ。元老院にも議席を得て国家の重臣の一人として名を連ねる事となる。士族から貴族になった例は我が国の歴史上でも数例しか無い極めて稀なケースだ。オルハン、励めよ」 オルハンは感極まり最大級の礼として床に這いつくばりながら命令を拝受した。 「ははあぁーっ!!このクルアーン・オルハン!この命に替えましても使命を全ういたします事をここにお誓い申し上げまするうぅ!!(貴族!!ついにこの俺が貴族になれるんだ!!うおぉぉ!!!やってやるうぅぅ!!!俺はやってやるぞおぉぉ!!!)」
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