剣の主
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No.1033
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シャリーヤは、パチン…と剣を鞘に収めると他の白衛兵達に命じた。 「まったく…何を馬鹿な事を言っているのかしら。あなた達、この死体を始末しておきなさい」 「は…はい!(やっぱりショックだったんだ…)」 「かしこまりました!(馬鹿な事したなぁコイツ…)」 …ジェムは窓辺でセイルに体を預けながら外を眺めていた。 「はぁ…僕はやっぱり君じゃなきゃダメだよ、セイル君…」 「はあ…」 「…この宮殿には僕が求めれば体を許す者は何百人と居るだろう…でも僕が最も側に居て欲しいと願うのは君なんだ…いや、むしろ君さえ居てくれれば僕は他の誰も要らない…」 「はあ…」 「安心しろ…この間のような事はしない…ただ側にいてくれるだけで良い…」 「……(何かあったのか?この人…)」 ふとセイルはシャリーヤの顔が思い浮かんだ。 そして彼女を哀れに思った。 少し間を置いて、ふとジェムは口を開いた。 「……もう嫌だ、この王宮は…ここには悪い物や嫌な物がたくさん溜まっている…」 「悪い物…」 それはジェム自身が招いた事だろう…とセイルは思う。
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