剣の主
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No.1028
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『黙れ亡霊め!消え失せろ!』 ジェムは叫んだ。 すると今度は背後から特徴的な笑い声がした。 『『ブッヒッヒッヒッヒッヒッ…』』 『その声は…!!』 ジェムが振り返ってみると、そこに居たのはバムとブムであった。 『ブヒヒ…久しぶりなんだなぁ…ジェム…』 『見ろよ…僕達のお腹…ズタズタなんだなぁ…』 バムとブムの大きな太鼓腹はまるで破裂したかのように皮膚が裂け、ぐちゃぐちゃに潰れた内臓類が飛び出し垂れ下がっていた。 『ヒィ…ッ!!?お…お前らが殺されたのは自業自得だろうがぁ!!』 『ならば私はどうだ…?』 新たな声にジェムがハッとして顔を向けると、双子の父ヤヴズ・ハムが切り落とされた自分の頭部を抱えて立っていた。 『お…叔父上ぇ!!?』 『…私はお前の奸計で無実の罪を着せられて処刑された…恨めしい…恨めしいぞぉ…ジェムぅ…』 『くぅ…っ!』 今度は先王アフメト4世が現れて言った。 『…余は貴様が憎い…余を他の者達から徹底的に遠ざけ、最期に家族と会う事すら許してくれなかった…憎い…憎いぞぉジェム…』
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