剣の主
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No.1023
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「…という事はこの雄叫びは…?」 「そうです。中で炙られているウルジュワンの断末魔の叫び声なのですよ」 通常の火刑の場合、受刑者は煙を吸って早い段階で意識を失う。 だが、この装置ではそれが無い…つまり、本当に焼けて息絶えるまで苦しみ続けなければならないのである。 「ヴオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ!!!!」 牛は吼え続けている。 内部の空気は熱く焼け付き、吸えば肺が焼ける。 窒息したくない受刑者は本能的に管に口を着けて外気を吸うのだ。 そして意識のある限り絶叫し続け、それは牛の雄叫びに変換される。 実に残虐でえげつない処刑具なのである…。 「「「……」」」 皆は言葉を発する事も忘れて立ち尽くしていた。 「だぁ〜♪うしたぁ〜ん」 何も解らないファードだけがキャッキャッと笑っている。 「おやおや、ファード王子殿下もお気に召されたようですなぁ…」 ジェムはニヤッと笑って官吏達の方を見た。 全員、完全に凍り付いていた。
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