剣の主
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No.1012
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ブチブチと血管が引き千切られ、当に死んだ女の身体が反応してビクンッビクンッと激しく痙攣する。 シャリーヤが引きずり出したのは心臓だった。 彼女はそれを盆のような浅い杯に乗せてジェムに差し出した。 「どうぞ、ジェム様…」 「うむ」 ジェムは杯に酒を注いでグイッと飲んだ。 「フゥ…美味い」 「……(こ…こいつらはキ●ガイか!?)」 ディーンはその狂的な光景に瞬きするのも忘れて見入っていた。 だが彼は何故か勃起していた。 「君も飲まないかね?ディーン君…」 ジェムは真っ赤な液体で満ちた杯をディーンに差し出す。 「……(飲めるか!!)」 心臓は酒の中でまだドクドクと脈動を続けていた。 「…どうしたんだい?まさか僕の酒が飲めないとでも…?」 「い…いただきます!」 ディーンは腹を括って杯を手に取り一気に飲み干した。 錆びた鉄のような味が口内に広がり、思わず吐き出したくなったが、何とか全て飲んだ。
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