元隷属の大魔導師
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No.1010
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┗八本足のアイツ
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「ま、な」 「そう……よかったぁ」 アリアは脱力すると安堵の溜め息をついた。 この邪悪で、非情で、それでも心の奥は優しさで溢れている魔導師が死霊術に手を出すとは思えなかった。 しかし、ならばカスタモーセはなぜにデルマーノへこのリッチのための魔導書を渡したのだろう、と訝しんだったのだが、もう答えは出ている。 皮張りのこの『アルサンドロスの手記』はデルマーノがまだ、人として生きていくうえでも必要なのだ。 だから、ウルスラも吸血鬼になったデルマーノを見逃した――そもそも、滅せれるかは別だが――のだろう。
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