剣の主
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No.1009
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そして夜会の日… 「いや〜、ディーン君、よく来てくれたね〜」 「ジェム閣下、お招きいただき有り難く思います…ところで王都に来てからまだ一度も国王陛下にお会いしておりません。一目ご挨拶いたしたいのですが…」 「あぁ…陛下はご容体が優れないのだよ。ま、君の忠誠は僕が陛下に良〜くお伝えしておくから安心しなさい」 「…解りました。ありがとうございます…」 ディーンはどうも腑に落ちなかった。 夜会は贅を尽くした豪華絢爛な物であった。 最高級の酒と料理が並び、ほぼ半裸の艶めかしい美女達が音楽に合わせて舞い踊る…それはジェムの権勢をこれでもかというほど見せ付けられるものであった。 そのジェムはというと握り拳大の宝石と孔雀の羽根の飾りを付けたターバンを頭に巻き、ドルマンというのか、胸に肋骨状の紐飾りがあり内側にはテンの毛皮を張った裾の長い上着を羽織っている。 その堂々たる出で立ちは正に王者の如しであった。
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