パートナーシェア
-削除/修正-
処理を選択してください
No.74
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗Hid
本文
「大学、近くなんだっけ?」 大学名は会話で聞いていたのだが、文系の、というか、自分の専門と関係ない大学の配置はまったく頭に入っていなかった。 「そう、ここから歩けるところだよ」 みちよはその地名を言った。なんとか、距離のイメージは湧いた。 「よくバイト先の場所分かったね」 「当然これで検索すれば分かる」 みちよはスマホを示した。 バイト先の名前くらいしか言っていなかったのに、よく調べる気になったものだ。 ちょっと前、スマホに対比して存在した電話“フィーチャーフォン”ないし“ガラケー”は、現在ではほぼ姿を消している。 しかし、もっと前に携帯電話の台数がが固定電話を上回った時でも“電話”という語が移行することなく、それが“ケータイ”と呼ばれたのと同じように、この端末は今でも“スマホ”と一般に呼ばれる。 「どこで、食べようか?」 バイト先に部外者を入れるわけにはいかない。そして、みちよの大学に行くのも、地名を聞いた感じではすぐ近くではなかった。 「この先に公園があるから、そこで食べよう」 僕とみちよは、そこに行った。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
複数プレイ
>
パートナーシェア
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説