「そんな、私ロザリア様に何も隠してなんて」
ロザリアは戦鎚からリリアナへと移すとゆっくりと迫る
「では、教会に入ってからもなぜショートマントを脱がないのですか?無作法にもほどがありますよ?」
胸のクリスタルや痴女と間違われるほどのビキニアーマーを「爺の呪い」で苦しまない程度に隠すためにまとっていたマントを掴んで引っ張られる。
「あぅあぅ、それは、その」
戦鎚に祝福だけかけてもらったら手続きはギルドメダル特権を使ってリカルドに押し付けて討伐に出るつもりだったのに。
「お願いしますロザリア様、ギルドに仕事を任せてもらって報酬受取先を変えて貰えるくらいにまっとうな道を進んでますから!」
リリアナの頭ではこのロザリアを言いくるめられる言葉は見つからず懇願するしかなかった。
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